市内で歯科医院を開業され、医院併用住宅にお住まいだったご夫妻。「以前の家は収納も少なく、いろいろな意味でゆとりがなかった」とご主人。
- 木質
空間のゆとりが心のゆとりに。心豊かなプライベート時間を謳歌する日々。
グランツーユーの暮らしぶりを拝見
そこで「収納を多く」「生活動線をスムーズに」をはじめ、歯科医という毎日気を遣うお仕事柄「とにかくくつろげる家にしたい」、そして15年間にわたりお寺で座禅を続けていることから「しっかりとした仏間がほしい」など、思いつくままにご要望を出していただいた結果、当社デザイン室の室長・小田樹がしっかりとカタチにしてご提案。「要望が多かったから、正直、大丈夫かなと思っていたけれど、やっぱり大したもんですねぇ」とご主人も感心しきりです。
ダイナミックな勾配天井が印象的な広やかなリビングは、ご主人一番のお気に入り空間です。診療着から作務衣に着替え、グレングールド(カナダのピアニスト)が奏でるバッハに耳を傾けるひとときが至福の時間。「勾配天井の音響効果がまた素晴らしいんですよ」とすっかりご満悦。このほかにも、50年前の「ライカ」でモノクロ(白黒)写真だけを撮影し仲間と展覧会を開催したり、絵画を収集するなど、多忙なお仕事だけにプライベートな時間をとても大切にされています。
空気工房にも大変満足され、現在、北海道大学で研究に従事し、4月からご主人の右腕となるご予定のご長男も、帰省のたびに「花粉症の症状がピタリと止まる」とおっしゃっているそうです。
約64坪のまさに豪邸。その空間のゆとりが心のゆとりにもつながっているようで、「帰宅するとホッとしますね」と、日々、心豊かな〝家時間〟を謳歌されているご様子です。