敷地の高低差を巧みに利用することで、デザイン性の高い外構を実現したMさん邸。大きく前に延長された庇が未来的な印象を放つスマートパワーステーションです。
- 鉄骨
- 子育て
個性的な意匠と利便性の高さが光る家。
スマートパワーステーションの暮らしぶりを拝見
室内空間も個性的で、随所に意外性のある仕様が施されています。その象徴が、インテリアコーディネーターの櫻井が発案したテレビボード背後の独立壁。趣ある木のモザイクタイルが貼られた壁の上部は開いており、壁の反対側にある茶の間とリビングを仕切りつつも、つながりを持たせています。
その茶の間は、リビングやダイニングと離れて配置され、琉球畳の床面を一段上げることでさらに独立性が高められています。
また、リビングからダイニングへと、部屋の凹凸に沿って直角に曲がりながら続く長いコーブ照明も、見どころの一つです。
こうしたデザインの面白さだけでなく、玄関ホールに隣接したリビングの一角に個人ロッカーを設置したり、独立壁の背面に多目的なカウンターを設けるなど、機能性や利便性を確保しているのもMさん邸の特長と言えるでしょう。
個性的でありながら、使い勝手がいい家。だからこそ住むほどに愛着が湧く家。Mさん邸は、そんな家のお手本のようです。