思いきりよく暮らしを楽しむライフスタイルが大胆かつ品格漂う設計プランに映し出される。
ドマーニの暮らしぶりを拝見
このドマーニLXでの暮らしも、四季を一巡して1年余り。取材の中で、お母さまが思わずおっしゃった「こんな幸せってあるかしら・・・と思うくらい幸せよ(笑)」という至福の言葉に、Sさんご一家のお気持ちが凝縮されているのを感じます。
ご友人やご近所の方の訪問が絶えないS邸は、ゲストを最初に迎える玄関ホールからして秀逸です。一歩邸内に入れば、広間のような大空間がリビングまで抜けていくウエルカムフロアが出現。これはお母さまのアイディアによるもので、セキスイハイムならではの頑強な構造と、1階フロア全面に床下暖房を配したことで、冬でもリビングの片引き戸は開け放たれ、大胆で快適な空間が創出されています。
「遊びに来られた方はみんな、なぜかここに自然と腰を落ち着けるの」とおっしゃる場所は、アイランドキッチンのカウンター席。気取りのないおもてなしで、さりげなく出されるお菓子やお茶、時には食事を味わいながら、時間がたつのも忘れてゆっくり過ごされる方がほとんどとか。大人だけでなく、近所の子ども達が10人くらい集まることもあるそうで、今や「居心地のいい家」として評判が定着したS邸です。
そしてS家は三人三様それぞれが「暮らしを楽しむ達人」と言ってもいいくらい。お父さまは農家さながらに土いじりが大好きで、毎日畑に足を運び、採れたての自家製野菜を手に帰宅。季節の野菜を手際よく調理するお母さまによって、食卓はいつも旬の味わいで彩られます。お母さまはお料理だけでなく、クリエイティブなセンスを活かした手芸もお得意で、中でも、ブリティッシュテイストの緻密な編み物は10数年のキャリア。リビングのソファで毛糸を繰りながら、現在はウエディングドレスという大作に挑戦中です。またMさんは旅行が大好きで、お部屋には旅先で買い求めたオブジェや民芸品、アルバムなど
が並ぶほか、玄関ホールには、エジプトから持ち帰ったパピルス製の絵が堂々と掲げられています。
人と人、心のつながりを大切にしながら、思う存分人生を楽しむ。そんなSさんご一家のライフスタイルを、住まいが雄弁に物語っているようでした。