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TOP > 品質と性能TOP > 02.遮音性能測定(床遮音測定)

02.遮音性能測定(床遮音測定)

騒音・生活音が原因で隣人間や上下階でのトラブルの事例は後を絶ちません。
ご家族で住まわれる家も「上下階で2世帯」「夜勤で昼間に睡眠が必要」など音に配慮することに越したことはありません。
セキスイハイムでは遮音にも一定の基準を設け、検査に合格した邸のみお引渡しをしています。※平屋では検査は行いません。

遮音とは何?どうやって測定するの?基準はあるの?

1.遮音性能とは

遮音性能とは

読んで字のごとく「音を遮る」性能のことを指します。

・テレビの音(音楽・動画・映画等)
・掃除機・洗濯機の音
・足音・ドアの開閉
・人の話し声

このあたりが家の中で気になる生活音のようです。

2.遮音性能の測定方法

測定は極めてシンプルです。
2階(もしくは3階)で重たいものと軽いものを落とした時の衝撃音を2種類の機械で発生させ、その直下の部屋で音の伝わり方を測定します。
ドアを閉め、直下の部屋5か所で測定します。その際、測定の向きは部屋の中央とします。
これを3回繰り返し、合計15個のデータを収集します。

簡易バングマシン(重量床衝撃音発生装置)

簡易バングマシン
(重量床衝撃音発生装置)

タッピングマシン(軽量床衝撃音発生装置)

タッピングマシン
(軽量床衝撃音発生装置)

騒音計

騒音計

3.遮音性能の基準とは

戸建住宅に関して国の遮音の基準はありません。

日本建築学会の遮音性能基準と設計指針(初版)では図のように定められています。
(※2版では削除されています)

セキスイハイムではL-60を標準としています。(オプションでL-55もあり)

※正確にはLAW値となります。JIS1419-2で示す値で、独自に開発した分析方法によりJISの数値に換算しています。
※プラン・床面積・設備仕様により基準が満たせない場合があります。

戸建住宅の音響性能設計基準

衝 撃 源 適 用 等 級
特級(特別仕様) 1級(推 奨) 2級(標 準) 3級(許 容)
重量衝撃源 L-45・50 L-55・60 L-70 L-75
軽量衝撃源 L-45・50 L-55・60 L-65 L-70