ここは新興分譲地。新しい家が次々と完成し、整然としたランドスケープが描かれつつあります。その一角に立つIさま邸は、ご夫妻ともに「早く帰りたくなる家」なのだそう。しかし、ほぼ在宅ワークのご主人に対して、奥さまは平日は毎日ご出勤。「何だか夫だけが1日中、家を満喫しているみたいで羨ましい!」と、奥さまを言わしめる魅力満載のIさま邸をご紹介します。
- 鉄骨
- 吹き抜け
奥さまがご主人を羨む家
インテリアコーディネートでは“色彩のプロ”である奥さまが大活躍
「以前住んでいたアパートは日当たりが悪く、住み心地があまり良くなかった」と語るご主人。そんなアパートでの暮らしが続くうちに徐々に家づくりへの関心が湧き、戸建ての友人宅を見せてもらった時に「すごく快適で、やっぱり戸建てはいいなと強く思いました」。その後、同僚がハイムで家を建てたと知り、詳しい話を聞いたところ、営業担当の岡山を紹介されたのだそう。
そして2022年秋、結婚式が済んだタイミングで岡山に連絡。ハイムを含め3社で比較検討した結果、優れた耐震性や工場生産ならではの品質の高さ、夏も冬も心地良く過ごせて花粉も気にならない快適エアリーの存在などからハイムに最も魅力を感じたそうです。さらに、「ソーラーを搭載したオール電化の家にしたい」というご夫妻にとって、ハイムのソーラー住宅における圧倒的な実績が決定打となりました。加えて「ハード面だけではありません。岡山さんの人柄も良かった。他社の欠点を論うようなところもなく、ハイムの家づくりについて丁寧に説明してくれました。それで『この人となら納得のいく家づくりができるだろうな』と感じましたね」(ご主人)。
この、ご主人の予感が確信に変わるには時間はかかりませんでした。ご夫妻は語ります。「二人とも間取りにはかなり思い入れがありました。でも、私たちは家づくりについては素人ですから、岡山さんに要望を伝えるにも抽象的な表現しかできなくて。それでも岡山さんは私たちの意図をしっかり汲み取って具現化してくれたんです」。たとえば「リビングダイニングにポツンと立つ、目立ちすぎるユニットの柱を何とかして欲しい」という要望に対しては、ユニットの柱と窓側の壁の間にカウンターを造作しリビングとダイニングの仕切りとすることで、お二人が懸念していた柱の存在感を軽減させるとともに、使い勝手の良いスタディスペースが生まれるという、一石二鳥の空間づくりを実現させました。
また、在宅ワークの多いご主人は当初「自分用の仕事部屋が欲しい」と考えていましたが、部屋数を増やせば建築費もかさむため、岡山の提案で寝室の一角にワークスペースを設けることに。寝室との間に壁は造らず、一部に格子を設置したことで「閉鎖的すぎず、開放的すぎず」の落ち着ける空間となり、仕事のパフォーマンスもアップしたそうです。 岡山曰く「共働きのお二人で、家づくりに対するこだわりも多かったため、土日だけでは時間が足りず、平日の夜にもZOOMを活用して打ち合わせを重ねてきました。まさに談論風発、毎回とても充実した内容となり、結果、ご夫妻の思いをカタチにすることができました」。
インテリアについては色彩検定の資格を持つ奥さまが手腕を発揮。お好きなブルーやグレーをベースに、インテリア担当の川北竜也と相談しながらコーディネートしていきました。そして玄関ホールの壁にはピクチャーレールを取り付け、そこに独創的なメタルアートを飾ることで、住まいの第一印象を一気にグレードアップしています。また、LDKのテレビの背面にはグレーの石目調のエコカラットを設置。「夜にはこのエコカラットがダウンライトの灯りを受けて美しい陰影を描くんですよ。
毎晩ついつい見惚れてしまい、この雰囲気を肴にお酒を楽しんでいます(笑)」とご主人。吸湿性や消臭性に優れたエコカラットですが、Iさま邸ではお酒のアテとしても存在感を発揮しているようです。
さて、インタビュー中もたびたび顔を見合わせて微笑む、仲睦まじいご夫妻。異口同音に「家にいる時間が一番好き」と語り、心豊かな“二人時間”を大いに謳歌しているご様子です。