品質と性能
家の性能を表す様々な数字がありますが、計算上の性能を表す数字と実際に建ててみた家の品質によっては、計算通りにならないケースも考えられます。例えば、C値(家の隙間がどのくらいあるのか?)という数字も、カタログ上では平均値を掲載していても、ご自身の家がそのC値通りになるとは限りません。担当の大工さんの技量などによって差が出てくるはずです。
当然、皆様が手にする様々な商品は「検査」され「不良品ではない」ものが流通しています。家はその点でどうでしょうか?カタログや営業マンが語るシミュレーション上の数字を本当にあなたの家で実現してくれているのでしょうか?
セキスイハイムではお引渡しの前にお客様に約束した基準を満たしているかの検査を全邸行い、基準を満たさないものが無いように、品質の管理を徹底的に行っています。
また、新築工事を行ったスタッフや部署が検査するのではなく、本社の品質保証部 検査グループが行うことで不正を防止する仕組みも取り入れられています。
セキスイハイム東海が行う性能に関する3つの検査
01.気密性能測定
気密性能測定とは、「家全体にどのくらい隙間があるのか?」という検査です。
高気密高断熱の家がトレンドですが、断熱=セーター、気密=ウィンドブレーカーと考えるとイメージしやすいのでないでしょうか。断熱性が高くてもすきま風が入ってくる家では快適とは言えません。セキスイハイムはすべての邸で測定装置(動画)を使い、隙間の大きさが基準に収まっているのかを検査しています。
02.遮音性能測定
遮音性能測定とは、「2階での衝撃音がどのくらい1階に伝わるか?」という検査です。
重たいものを落とした衝撃音(ドスンドスン)と、軽いものを落とした衝撃音(コツ・コツ)の伝わり方を測定します。
すべての邸で測定装置(動画)を使い、2階での衝撃音が1階でどの程度の音の大きさとなるかを測定していきます。こちらも基準値に収まっているかを検査しています。※平屋では検査は行いません。
03.化学物質測定
化学物質測定とは、建材から出る有害な化学物質が基準値内かどうかを検査します。
シックハウス症候群という言葉を聞いたことがありますか?建材から出る有害な化学物質が原因で目がチカチカする、鼻水、喉の乾燥などの健康被害を指します。
すべての邸で測定装置(動画)を使い、ホルムアルデヒドなどの空気中の濃度を測定します。こちらも基準値に収まっているかを検査しています。